うららの間

2019年1月18日に第1子の女の子を出産しました!妊娠・出産の体験談や、奮闘中の育児について綴っていきます。たまに関係ないことも呟くかもです。

私と弟の就活事情【大手企業に内定をもらうまで】

こんばんは、うららです。

 

うららには6つ離れた弟がいます。彼は大学院2年生で、年明けから就活を開始し、4月に学校推薦で無事に希望していた就職先から内定をもらいました。 

弟の就活中、一応私も8年前に就活した身なので(私は学部卒で弟は院卒なので歳の差と就活時期に差があります)、いろいろと相談に乗っていました。

その中で、あんなに小さかった弟がこんなに立派に成長したんだな、と感心させられたことがあったので、就活を題材にしてみます。

 

 

私の就活事情

ESで落ちまくる日々

まず、うららの就活事情を軽く紹介すると、うららのその時期は2011年のちょうど就職氷河期と呼ばれる時期でした。

焦って業界研究も自己分析もままならない状態でひたすらエントリーシート(ES)を書いていたあの頃。特に業界も絞らず30社くらいは書きましたが、ことごとくESで落ちます。

そもそも自分が何をやりたいのか?

何に興味があるのか?

何ができるのか?何が得意か?

それらの理由は何なのか?

この辺が曖昧なまま就活していたのでろくに志望動機も書けず、落ちて当然なのです。

 

とある面接でSEを勧められ、内定へ

しかしながら、たまたま面接まで通ったIT企業があり、面接に臨みました。すると、面接中にこんなことを言われるのです。

 

面接官「君はSE(システムエンジニア)には興味ないの?適正検査の結果、こちらの方が向いていそうなんだけど…」

うららは文系出身なので、SEなんて職種もよく知らず、すべて営業職で採用を受けていました。なので、これを言われて驚きました。ちなみにこの会社は落ちたのですが。笑

SEの方が向いてるなら、SE職で受けた方が内定もらえるかも、と思い、すぐに方向転換。その際、おざなりだった自己分析もやり直しました。業界もIT業界に絞り、自分の中の軸をしっかり整理した上で就活を再開したところ、大手・中小の3社から内定をもらえました。就活前半は何してたんでしょうね。笑

ちなみにここでやった自己分析は、なぜなぜの深堀分析です。なぜそう考えたのか?なぜそうしたのか?自分の考えや行動の理由を探っていくと自分とはどういうときにどういった行動をとる人物なのかが見えてきます。

これの延長で、なぜその業界で働きたいのか、なぜ私の大学時代の経験がその仕事に活かせるのか、という志望動機でもなぜなぜ分析をしました。これをやることで、自分の中でのブレない軸ができあがるので、とてもおすすめです。

 

とにかく内定がほしくて選んだ業界

このように、私の就活はなんだかバタバタしていて、どっしりしっかり考えて自分の希望する未来を描いて就活していた訳ではありませんでした。IT業界は行きたくて行ったのではなく、とにかく内定がほしくて選んだ道でした。なぜなぜ分析も、IT業界に焦点を絞った分析ですので、私が本質的にやりたいことは何なのか、という深堀はしないまま就職し、現在に至ります。

もちろん、入った先で勉強になることや、やりがいのある仕事もありました。ITの勉強もして資格も取りました。大きい仕事も担当させてもらいました。でも、激務の中で、度々、わたし何がやりたいんだろう?このままでいいんだろうか?と思うことが多かったです(今もそう)。

なんだかんだで7年続いていますが、今は育休中でお休みしています。いい機会なので、この期間は今後の人生についてもちゃんと考える期間にしたいなと思う今日この頃なのです。

大企業を目指してこれから就活をされる方は、これから先、大手企業に入って消費されることが本当に良いことなのか、急にリストラされたときに生き抜けるのか、自分に合っている働き方は何なのか、ということはぜひとも一度考えてみてほしいです。

完全に主観ですが、大企業に向いている人は、偉くなった暁には組織を使って大きなことを成し遂げてやるんだ、会社に消費されるんじゃなくて会社を上手く利用してやるんだ、くらいなことを思える人にこそ向いていると思います。

 

弟の就活事情

対して弟は、実にしっかりしています。私が初めて相談された年明けには、すでに業界も決まっていました。

文句のつけようのない納得感のあるES

3月にESを見てほしいと言われて中身を見たところ、初回なので文章が至らないところは多少あったのものの、はるかに私より良い内容を書けていました。その後、私だけではなく、研究室の同期などたくさんの人にESを見てもらって、わかりやすさを追求し、できあがった彼のESは本当に素晴らしかった。これは確実に通るでしょ、と私でもわかるほどでした。

・志望動機が明確で自分の過去の体験談に基づいている

・志望する分野で生かせる自分の能力が明確である

・すべてにおいてきちんと理由を記している

こんなところでしょうか。すごく納得感のあるESでした。

 

積極的に足も使う 

また、彼が受けた企業にはさまざまな職域があり、彼が希望する職域は基本的には東京勤務でそのほかに工場が北関東と九州北部にあります。彼はなんと、この両方の工場にもはるばる足を運んだのです。就活している人は当たり前にこんなことしているのでしょうか?少なくとも私はやらなかったです。

私が知っている弟は、どちらかというと引っ込み思案で行動範囲も狭いイメージだったのですが、今回の就活では、ESをいろんな人に見てもらう積極性や、地方まで足をのばす行動力が見られたので、変わったなー!成長したんだなー!と本当に感心しました。

ESや積極性も功を奏し、弟も無事に大手企業から内定をもらうことができました。

 

学歴コンプレックスだった

あまりに立派だったので、「私の就活よりもはるかに立派にちゃんとやってるよ、すごいよ」と言ったところ、

 

「僕は学歴に自信がないから、僕よりも良い学歴を持つ人に負けないようにアピールしなくちゃいけない。こいつ学歴は大したことないけど、言ってることややってることはすごいぞ、と思わせなきゃいけないと思うんだ。」

 

と言っていました。

たくましくなって、、姉ちゃん泣いちゃう;;

 

最後に 

これだけ立派に就活を終えた弟は、きっと満足感をもって入社できるだろうと思いました。途中で心変わりすることもあるかもしれません。このご時世ですもの、転職だって当たり前です。

でも、真剣に自分と向き合って道を決めたこと、そしてその道に進む切符を自らの手で掴んだことは、今後の自信にもつながるはず。万が一転職する際も、しっかり自分で考えてまた道を選択していくことができると思います。

 

姉ちゃんも見習って、改めて今後の人生を考えるよ。

 

 

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